2016年01月23日

山口二郎氏を迎え、第4回「前田日明ゼミin西宮」開催!

semi011601


1月16日、政治学者・法政大学教授の山口二郎氏をゲストに迎え、西宮市のノボテル甲子園にて第4回「前田日明ゼミin西宮」が開催された。

山口氏の講演は「戦後システムはいかに崩壊したか」というレジュメを元に進行。戦後初期の保守派と革新派の対立から現在の安倍政権への流れを順序だてて説明し、「憲法9条の枠内における自衛力は、専守防衛という理念に結びついていて、海外における武力行使を否定している。だから集団的自衛権は認められない。安倍総理には岸信介が挫折した憲法改正を果たして、歴史に名を残したいという“劣等感”がある。2016年はその仕上げの段階に入ろうとしていて、衆参同日選挙の可能性も否定できない。2014年の総選挙の投票率は約53%で、その5年前と比べると17%も減っているから、安倍政治の支持者は増えていないのが現実だ。我々は“逆襲”しなければならない」と訴えた。


一方、前田氏は「日本の中にどんどん格差が出てきている。グローバルスタンダードの名の元に日本的な文化が根こそぎ壊されている」と語り、「安保については自分は賛成も反対もなく、9条は存続していいと思う。前田個人は自分の身は自分で守るという考えで、日本人の運命は日本人が決めるべき。いまの日本はアミテージが野田政権に要求したことをそのまま受け入れて、アメリカにとってのお利口さんになっているだけ。真の意味でアメリカから独立する努力をしないといけない」ときっぱり。「とにかく鉄砲が撃ちたいのが安倍政権の目的」という山口氏に、「ジ・アウトサイダーに出ている自衛隊員の子からは“銃にスコープがついていない”という話を聞く。サバイバルゲームをやっている自分でさえ持っているというのに、安倍さんは現場のことを考えていないのではないか」と論じた。

「報道ステーション」等から安倍政権に批判的なキャスターの降板が続くことを、メディアへの攻撃と捉える山口氏に前田氏も同調。「国民年金のお金で株を大量に買ってもらえる経団連の企業がメディアのスポンサー。だから安倍さんに批判的な意見は流さない。一種のメディア封殺を国民が当たり前だと思うと、どんどん悪い方向にいくんじゃないかな」と危惧する。その一方で、18歳選挙権の導入には「シールズの運動に代表されるように、若者たちには大人の身勝手さに対する憤りがある」(山口)「これをきっかけに日本の政治に変わっていくんじゃないか。次の選挙が試金石」(前田)と、若い力の参入へ期待を寄せた。

約半年ぶりの開催とあって、山口氏の講演が予定時間を大幅にオーバーするなどの盛り上がりを見せた「前田日明ゼミ」、その熱気も冷めぬまま、第5回は2月28日に新進気鋭の憲法学者・山口草太氏をゲストにおこなわれることが決定している。「憲法と日米安全保障の重大問題」をテーマに、“メディアが伝えない”話が聞けそうだ。

011602semi


また、この日も会場では懇親会が開催。囲み取材のような雰囲気で前田氏の話に耳を傾ける参加者たちの熱気は、そこだけ独立したイベントのようでもあった(そして2時間近く、立ったままでサインや写真のリクエストなどに応じていた前田さん、お疲れ様でした!)。

http://www.rokusaisha.com/maeda_semi.html

同じカテゴリー(格闘技)の記事画像
第2回「前田日明ゼミin西宮」開催!
第1回「前田日明ゼミin西宮」開催!
DREAMパンフ、到着なう!
「哀戦士なう」入賞なう
「イサミ」カタログ到着
桜庭和志、ヱヴァとコラボ!
同じカテゴリー(格闘技)の記事
 第2回「前田日明ゼミin西宮」開催! (2015-04-12 16:09)
 第1回「前田日明ゼミin西宮」開催! (2015-02-11 15:51)
 DREAMパンフ、到着なう! (2011-09-29 21:29)
 「哀戦士なう」入賞なう (2011-09-04 16:41)
 「イサミ」カタログ到着 (2010-06-01 10:53)
 桜庭和志、ヱヴァとコラボ! (2010-05-28 11:41)


※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。