2017年11月23日

一龍斎春水、西宮で「講談~火垂るの墓~」を熱演!





「宇宙戦艦ヤマト」の森雪役などで知られる声優の麻上洋子サンは、「声で表現することを深めたい」と、講談師・一龍斎春水(いちりゅうさいはるみ)としても活動されています。19日午後、アクタ西宮の西宮市大学交流センターでおこなわれた「平和のつどい」(西宮市ほか主催)で、初めてその話芸にふれることができました。

1980年代、彼女が出演するラジオ番組の熱心なリスナーの一人でもあった僕が、洋子サンを間近で見るのは約30年ぶり(!)でしたが、洋子サンはまず森雪などのセリフを当時と変わらない美声で披露。アニメとはあまり縁がない世代にも「これが声優」というものを印象づけると、いよいよ本編の講談が始まりました。

もともと「人の思い、人生を描く」講談は男性のもので、古典には女性が演じられる話がなかったとのこと。「声優の私が生かせる講談」として、洋子サンが選んだのが、野坂昭如氏の戦争体験を元にした小説で、高畑勲監督のアニメ映画の原作としても有名な「火垂るの墓」でした。野坂氏の講演会を訪れ、直談判で講談化の許可をいただいた熱意を裏付けるように、洋子サンは二人の兄妹(14歳の清太、4歳の節子)をはじめ、さまざまな登場人物を巧みに演じ分けて表現。講談初体験の僕も、“一龍斎春水の世界”にぐいぐいと引き付けられました。

悲しい結末の物語を語り終えた洋子サンは、「二度と戦争を繰り返してはいけない世の中に。この物語を伝えていくことが、野坂先生や戦争で亡くなった方々への供養になると思います」と締めくくり、観客から大きい拍手を集めていました。

また機会があったら、足を運んでみたいと思います。洋子サン、ありがとうございました‼




Posted by せんちゃまん at 11:06│Comments(0)
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